季節の変わり目と歯の関係及び歯科検診を行うべき理由に触れた歯科情報サイト

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季節の変わり目の歯への影響と定期検診の時期

季節の変わり目は歯にも影響する

季節の変わり目に生じやすい、気圧の急激な変化に起因した天気痛は、頭痛や古傷の痛みを引き起こします。
天気痛によって、精神疾患に至ることさえあります。
しかし、そもそも健康であれば、天気痛に見舞われることはあまりありません。
虫歯や歯周病さえなければ、通常歯や歯茎が痛むことはまずないでしょう。

つまり、口腔内で虫歯や歯周病を発症していると天気痛の影響が及ぶ可能性は十分にあります。
実際に、虫歯のある歯や歯周病の患部、虫歯の治療を終えた歯が痛むこともあるのです。

これは、歯の内部に空洞があることが原因とされています。
天気痛の兆候が顕著に表れやすく、歯の内部の空洞内で起こる気圧変化が痛覚神経を刺激しているのです。

歯の定期検診に適した周期と季節の変わり目

日本では、少子高齢化が深刻化する以前は、国民皆保険も手伝ってか予防歯科に注力していませんでした。
歯科医師が予防歯科を推進しても、虫歯や歯周病を発症してから歯科医院で治療を受けるケースが大多数を占めていました。
それから予防歯科が浸透し、少子高齢化が深刻化したため、歯の重要性が見直されて定期検診の受診率も上昇したという経緯があります。

一般的に、歯の定期検診は3ヵ月に1回、年に4回が推奨されているサイクルです。

季節の変わり目は歯にも影響が及ぶ場合があるため、歯の定期検診のサイクルは季節の変わり目に合わせましょう。
特に昼夜の寒暖差の大きい3月から5月、9月から11月がおすすめです。
また、低気圧が歯へ影響しやすい6月から7月と12月から2月も、定期検診のサイクルに組み込むべきでしょう。


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